平井さんが山口・高田研究室に配属しました

平成29年の7月,山口・高田研究室にPh.D.の平井さんが配属されました.4月に配属したメンバーが,そろそろ研究のプロジェクトに本格的に参加していく段階での配属は,彼らにとって非常に心強い存在です.平井さんは,配属後すぐにモンゴルプロジェクトに従事します.研究室もこれまで以上に賑やかになり,研究室内のメンバーの士気がますます上がっています. 平井さんに自己紹介していただきました: Name:平井雄之 Grade:博士課程2年 Origin:日本 Hobby:野球・筋トレ・読書 Reason for choosing this laboratory: 現場で行なうプロジェクトをベースに国際開発に関わる研究をしたかったから。 First Impression of this laboratory: チームワークが必要とされる研究室。お互いのことをよく理解して協力していきたい。 Aim in

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最終報告会ーJICA草の根協力事業 (2012-20017)「モンゴルにおける地方小学校教員の質の向上‐地域性に即したICTを活用した教材開発を通じて」

5月11日、JICA草の根協力事業(2012-2017)「モンゴルにおける地方小学校教員の質の向上‐地域性に即したICTを活用した教材開発を通じて」の最終報告会がJICA東京国際センターで行われました。報告会では、プロジェクトチームメンバーの山口教授とプロジェクトマネージャーの山本が出席しました。 そして、山口・高田研究室の学生も出席しプロジェクトの報告を聞きました。 JICA東京国際センターからは副理事長および市民参画課第2課長の橋口、幹部の大橋が代表として出席しました。 東京工業大学の山口教授は、プロジェクトの背景やプロジェクトの設計、活動、評価の詳細を説明しました。「現地のニーズに合ったデジタル教員研修教材を効果的に活用することで,地方小学校教員の授業における指導力と教授能力を向上」を目標としたプロジェクトについて紹介しました。 山口教授は、1)高品質の教員用デジタル研修教材制作をサポートするための教員養成機関(モンゴル教育大学)の体制が強化される、2)モンゴル21県の小学校教員研修担当者(メソドロジスト)および各県代表の研修担当教員(メンター教員)がデジタル教材開発の知識・技術を身につける、3)地方小学校教員が現地ニーズを反映したローカルコンテンツを含む教員研修教材を開発し活用できる、4)地方小学校教員が現地の研修教材を活用し,生徒中心の教授法を積極的に取り入れ,生徒を教授できる、5)5つのパイロット校(各5地域代表)にて,生徒中心の教授法を取り入れたクラスルーム教材が開発され,近隣の学校へ広く普及されることで,地方小学校教員の教授の質が向上する、といった5つの成果について報告しました。 JICA東京国際センターからの参加者および一般の参加者は、時折驚きの声を上げるなど非常に関心を持ち、山口教授の報告終了後たくさんの質問が寄せられました。まず、一般の参加者からは、1)プロジェクトを成功に導いたモンゴルのキーパーソンは誰か、2)プロジェクトの投資額はいくらか、といった2つの質問をしました。それに対して山口教授は、全国の地方教員や教育行政官にアドバイスをしていたJadambaa教授など複数の重要な人物がいると答えました。投資額については、当時日本円の減価償却によって航空費などの出費を抑えなくてはならなくったため逆にモンゴルの地方小学校教員をグループツアーとして日本に招きました。次に、JICAのモンゴルプロジェクトに関わる専門家からは、1)訓練前の教員をカバーしたか、2)プロジェクトによる学生の学力への影響を調査したか、という2つの質問をしました。1つ目の質問では、山本先生が先行教師への訓練をカバーしていないと答えました。2つ目の質問には、山口教授が教員の質の向上だけでなく複数の要因から影響を受ける学生の学力調査の難しさを指摘しました。 出席者たちは非常に関心を持ってプロジェクトの報告を聞きました。副理事長は「このプロジェクトの内容は、%

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バヤンホンゴル・モニタリングミッション (2016年9月)

背景 期間: 2016年9月25日-30日 場所: バヤンホンゴルのゴビ地域(南部)とハンガイ地域(北部)における9つの小学校 バヤンホンゴル: モンゴル国南部に位置 目的 デジタル教員研修用教材の制作と使用に関するインパクト調査を実施する 参加者 現地チーム: ECDメソドロジスト – Dolgorsuren氏、Jamba氏 MNUE チーム: Orgilmaa氏 東工大チーム: 山口教授、高田教授、李聖孺(D2) 発見

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山口研究室研究チームとSukhbaatar先生が名古屋大学で21世紀型スキルについての講演イベントで発表

2016年2月10日、東工大山口研究室の研究チームと客員教授のSukhbaatar教授は21世紀型スキルについての研究結果を発表するために名古屋大学に招かれました。当研究室の研究チーム及びSukhbaatar教授は2013年よりネスコバンコク事務所が実施している21世紀型スキルについての国際比較き研究プロジェクトに参加しています。この度、名古屋大学の大学院国際開発研究科の米沢先生が講演セミナーを企画され、これまでの日本とモンゴルの研究成果について発表してほしいという要望によりこの講演会が実現しました。 この講演セミナーで山口教授は21世紀型スキルの教育の枠組みについて発表し、続いて山本研究員が秋田県でどの様にこれらの枠組みが地域学校レベルで実施されているかのケースを紹介しました。スクバーター教授は21世紀型スキルの教育におけるモンゴルの現状と課題について研究結果を発表しました。 名古屋大学、大学院国際開発研究科の研究者や学生だけでなく南山大学からもこの研究成果発表を聞きに来た人もいました。発表後の質疑応答では学校での21世紀型の教育活動について活発な議論が行われました。 講演イベント参加者らと・・

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山口教授と研究員らがバンコクにてERI-Netのプロジェクトミーティングに参加

山口・高田研究室は2013年より「21世紀型スキル」に係る研究事業に参加しており、平成27年は第三フェーズとして「アジア・太平洋地域10カ国の教育現場における『21世紀型スキル』育成のための教員の指導力を高める取り組みの比較分析」事業を実施しています。 11月5日から7日の3日間、バンコクにて山口教授、山本研究員、榎本研究員、上野研究員が集まり、比較分析の一部となる日本のケーススタディをまとめる為のプロジェクト会議を行いました。普段は3カ国にまたがり研究活動を行っている研究員たちですが、今回の会議は調査内容や分析結果について様々な観点から直接議論をすることができ、研究論文の方向性を推敲する非常に貴重な機会となりました。この研究結果は報告書としてまとめられ、来年2月に開催予定のERI-Netの年次総会で発表される予定です。 また山口教授は新居に移ったユネスコバンコク事務所のMin Bistaユニットチーフと会合を持ち、事業全体の進捗状況の確認と日本ケースの進捗状況報告を行いました。

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Yew Siang Poong (D3) 入江憲史 (M2)と游浩成 (M1) がルアンプラバーンにて現地調査を実施(2015/9-10)

2014年9月-10月、山口・高田研究室のYew Siang Poong (D3) と入江憲史 (M2) と游浩成 (M1) がラオス国ルアンプラバーン世界遺産局にて現地調査を実施しました。 Poongは今回のフィールドワークで、自信が開発したYouth教育のためのモバイルアプリケーションの公開式典の準備から発表までの活動に携わりました。このモバイルアプリケーションは世界遺産に関する数十個のクイズで構成されていて、世界遺産保全に対するAwarenessをユーザーに学んでもらおうとPsychometricsの理論に基づき作成されました。また、彼はおおよそ200校の現地学生に対し、このモバイルラーニングのインパクトについて質問票調査しました。調査の結果、学生のAwarenessがモバイルラーニングによって向上した傾向が見られました。 入江は今回特に湿地帯保全に関する人々の意識調査を行いました。DPLのエキスパートとのディスカッションの下、調査に使う質問票を作り、対象者に配布しました。その結果、61個の質問票を回収することができました。また他の活動内容として、DPLと都市開発に関わる組織であるUDAAの前で彼の研究を発表し意見交換を行いました。今後、入江は回収された回答を統計的に分析する予定です。 游はメコン川川岸においてDroneのFeasibilityについて調査しました。主な活動として、DPLオフィス敷地内におけるDroneの試行、Droneの撮影実験に用いる撮影地点(V地点)の選定、選定したV地点におけるDroneの撮影実験及び分析を行いました。結果として、DPLチームと教授達との会議により川岸景観記録を行う際のDroneの有用性が確認されました。今後、游はDroneを用いてメコン川川岸の建造物のモニタリングを行い、新しいモニタリング手法としてDroneを提示し、新たな景観保全手法を確立することを目的として研究をしていく方向です。

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鎌倉への研究室旅行

鎌倉は歴史的にも現代においても重要かつ由緒ある地域として有名です。歴史的に見ると、1192年に源頼朝を将軍とした「鎌倉幕府」が鎌倉にて成立し、一世紀以上にわたって繁栄しました。このような歴史的に重要な土地であったことから、今でも鎌倉は他の観光地と一線を画して、多くの観光客で賑わう場所として知られています。 私たち山口・高田研究室のメンバーは、このような歴史的背景を直接学び、禅を体験し、有機野菜を用いた食事を楽しむために、2015年9月3日から9月4日にかけて鎌倉を訪れました。初めに、長谷寺を訪れました。長谷寺では、仏教の経典を書写する「写経」を体験しました。写経には集中力を必要としましたが、写経に集中することで私たちの心は洗われ、穏やかになりました。 その後、土鍋ご飯で有名な「カエデナ」にて昼食をとりました。土鍋ご飯のおいしさに舌鼓を打ち、昼食を楽しみました。昼食後は、食後の運動も兼ねて鎌倉大仏で有名な「高徳院」を訪れました。高徳院ではバラク・オバマ大統領が座っていた場所と同じ場所に腰かけアイスクリームを頂きました。高徳院内での散歩を終え、一休みするためにスタイリッシュな外観で有名なスターバックス鎌倉店に立ち寄り、小休憩をしました。研究室メンバー同士がそれぞれ会話しているうちに突然の豪雨が鎌倉を襲いました。 大雨が上がり夕方に差し掛かった頃、「鶴岡八幡宮」に訪れました。鶴岡八幡宮はライトアップにより非常に幻想的な雰囲気を醸し出しておりました。 初日の終わりには、カジュアルイタリアン「アマルフィキッチン」にてイタリアンのフルコースを頂きました。コースの料理の全てが美味しく、メンバー一同は大変満足し、楽しみました。夜には、Times News Readingセミナーが開催され、プレゼンターの李 (D1) は、欧州諸国に移住した移民に関するニュースを発表し、議論を促進しました。また、2人目のプレゼンター大矢 (M1) は、山口・高田研究室が教育プロジェクトを実施しているモンゴルと鎌倉との関係性について発表し、聴衆者一同は教養を深めました。 翌朝は、午前5時に起床し、円覚寺にて座禅を実施しました。座禅とは、仏教で姿勢を正して座った状態で精神統一を行う基本的な修行法を指し、私たちは姿勢を保つために必死になりながらも、精神統一により気を集中させました。その中で、和尚様から、より効果的な座禅を行うには、呼吸の周期的なサイクルを感じ、制御することが重要であることを学びました。その後は、「たからの窯」にて陶芸体験を行いました。メンバー全員がそれぞれ作成したデザインもと器づくりに励みました。 最後に、今回の旅行についての研究室メンバーの感想を以下に掲載します。 「今回の研究室旅行を通じて、鎌倉の歴史を深く理解することができた。私は、1日目の夜に開催されたセミナーで1200年代の鎌倉幕府とモンゴル侵攻の歴史を紹介した。 2日目の朝、私たちはモンゴル侵攻によって戦死した者の魂を成仏するために設立された円覚寺を訪れました。そこでは、鎌倉が私たちが研究として関わっているモンゴルと実は深い関係にあることを感じることができました。」(M1、Ohya) 「鎌倉への研究室旅行は私によって目からウロコの連続でした。 特に座禅は初めの体験で、禅の瞑想は私の一番の思い出となりました!」(D1、Li) 「旅行中の中で私は最も写経に興味がありました。多くの日本の言葉が仏教に由来しているのにも関わらず、仏教の言葉にちなんだ写経の内容のほとんどを理解することができませんでした。この経験から写経の内容を深く知り、理解したいと思いました。」(M3、井上)

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入江憲史 (M2) がルアンプラバーンにて現地調査を実施

2015年3月20日から5月31日にかけて、山口・高田研究室の入江憲史 (M2) がラオス国ルアンプラバーン世界遺産局 (DPL) にて現地調査を実施しました。ルアンプラバーンの池・湿地帯はルアンプラバーンのユニークな街並み景観構成の1つであり、同時に、遺産保全の基本計画 (PSMV) の中の重要な保全要素として登録されています。池・湿地帯の調査は、2014年の夏に一度ICTチームによって実施されました。調査では、池・湿地の一部が減少傾向にあることが判明したが、池がどれくらい消失しているかなど、池・湿地の変化における具体的な情報は少ないことが問題として挙げられました。これら少ない情報を補完するために、入江 (M2) はICTチームメンバーの協働のもと、遺産保護地域の池・湿地の変化の可視化と池や湿地帯保全に対する人々の態度を定性的なアプローチから調査しました。具体的には、1) 池・湿地帯の変化の可視化、2) 池・湿地帯に関連するインタビュー調査、3) DPLスタッフメンバーとのワークショップを通じたディスカッションの3点の活動を行いました。 池・湿地帯の変化の可視化に関しては、マノ村とフォンカム村に跨る主要な池・湿地帯の変化を異なる時期 (2002年時点、2008年時点、そして2014年時点) の衛星画像を用いて実施されました。この可視化では、池、湿地帯、及び森林の一部は既に消失していることと、その土地が他の目的に既に活用されていることが明らかになりました。また、解像度や影の影響によって衛星写真の映像からは判別しにくい情報を補完するためにフィールド調査が実施されました。フィールド調査では、所有者の家族構成 (例: 若い男性がいる) によって池・湿地帯の保全状況が異なっていることが明らかになりました。 インタビュー調査に関しては、DPLスタッフメンバー6名、池・湿地帯の所有者5名、池・湿地帯周辺の住民2名の13名を対象に実施されました。質問項目の作成では、オープンエンド型の質問が、インタビューが円滑かつ目的に沿った形で行うことができるように作成されました。インタビュー調査は以下3点の目的のもと実施されました: 1)

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