最終報告会ーJICA草の根協力事業 (2012-20017)「モンゴルにおける地方小学校教員の質の向上‐地域性に即したICTを活用した教材開発を通じて」

5月11日、JICA草の根協力事業(2012-2017)「モンゴルにおける地方小学校教員の質の向上‐地域性に即したICTを活用した教材開発を通じて」の最終報告会がJICA東京国際センターで行われました。報告会では、プロジェクトチームメンバーの山口教授とプロジェクトマネージャーの山本が出席しました。 そして、山口・高田研究室の学生も出席しプロジェクトの報告を聞きました。 JICA東京国際センターからは副理事長および市民参画課第2課長の橋口、幹部の大橋が代表として出席しました。

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出席者たち

東京工業大学の山口教授は、プロジェクトの背景やプロジェクトの設計、活動、評価の詳細を説明しました。「現地のニーズに合ったデジタル教員研修教材を効果的に活用することで,地方小学校教員の授業における指導力と教授能力を向上」を目標としたプロジェクトについて紹介しました。 山口教授は、1)高品質の教員用デジタル研修教材制作をサポートするための教員養成機関(モンゴル教育大学)の体制が強化される、2)モンゴル21県の小学校教員研修担当者(メソドロジスト)および各県代表の研修担当教員(メンター教員)がデジタル教材開発の知識・技術を身につける、3)地方小学校教員が現地ニーズを反映したローカルコンテンツを含む教員研修教材を開発し活用できる、4)地方小学校教員が現地の研修教材を活用し,生徒中心の教授法を積極的に取り入れ,生徒を教授できる、5)5つのパイロット校(各5地域代表)にて,生徒中心の教授法を取り入れたクラスルーム教材が開発され,近隣の学校へ広く普及されることで,地方小学校教員の教授の質が向上する、といった5つの成果について報告しました。

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報告会

JICA東京国際センターからの参加者および一般の参加者は、時折驚きの声を上げるなど非常に関心を持ち、山口教授の報告終了後たくさんの質問が寄せられました。まず、一般の参加者からは、1)プロジェクトを成功に導いたモンゴルのキーパーソンは誰か、2)プロジェクトの投資額はいくらか、といった2つの質問をしました。それに対して山口教授は、全国の地方教員や教育行政官にアドバイスをしていたJadambaa教授など複数の重要な人物がいると答えました。投資額については、当時日本円の減価償却によって航空費などの出費を抑えなくてはならなくったため逆にモンゴルの地方小学校教員をグループツアーとして日本に招きました。次に、JICAのモンゴルプロジェクトに関わる専門家からは、1)訓練前の教員をカバーしたか、2)プロジェクトによる学生の学力への影響を調査したか、という2つの質問をしました。1つ目の質問では、山本先生が先行教師への訓練をカバーしていないと答えました。2つ目の質問には、山口教授が教員の質の向上だけでなく複数の要因から影響を受ける学生の学力調査の難しさを指摘しました。

出席者たちは非常に関心を持ってプロジェクトの報告を聞きました。副理事長は「このプロジェクトの内容は、%

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