JICA草の根技術協力プロジェクト ヒンティ県モニタリングミッション(2015年9月14日-16日)

JICA草の根技術協力プロジェクト「モンゴルにおける地方小学校教員の質の向上―地域性に即したICTを活用した教材開発」の一環として、2015年9月14日から16日にわたり、モンゴル ヒンティ県チンギス市にてEducation and Culture Departmens (ECD)主導のもとモニタリングミッションが行われました。本ミッションではモンゴル教育大学(MNUE)からTsedevsuren教授が参加し、東京工業大学からは山口教授、高田教授、オルギルマ氏、山本研究員、Li(修士2年)、大矢(修士1年)が参加しました。また、2014年9月に山口・高田研究室を卒業し、現在はモンゴルのInformation Technology, Post and Telecommunication Authority(ITPTA)で働いているOyun氏も特別に本研修に参加し、地方教員とのグループディスカッション等を通して本研修に大きく貢献しました。

Sharing opinion -good/improvement point of VCDグループディスカッションのあと、デジタル教材の良かった点、改善すべき点を述べる先生

今回の研修の主な目的は、改良を重ねられたデジタル研修教材を視聴し、他の先生や専門家から助言を出してもらう事でした。研修にはヒンティ県から50人の小学校教員が参加し、ドルノド県、ドルノゴビ県、ゴビサンバ県、スクバタ県、トゥブ県からは合計で10人の小学校教員が参加しました。

3日間の教員研修では主に、1) 6教科の教員研修用教材の発表; 2) 6つのグループに分かれ、各教材についてグループディスカッション及び評価; 3) 8つのグループに分かれ教員研修用ガイドラインについてグループディスカッション; 4)ECD、東工大チーム、MNUE専門家チームによるフィードバックとデジタル教材の完成に向けた提言、等が行われました。

 

Teacher discussion groupグループごとに議論をする先生

 

Comment from primary school teacherフィードバックに対してコメントを述べる先生

研修に参加した先生たちはグループ内で積極的にデジタル教材の内容について議論を交わし、他のグループに意見を共有しました。議論では教材の内容と技術面の両方について話し合われました。東工大チームとMNUE専門家チームは各チームの教材作成に対する努力のおかげで質の高い研修教材ができた、とコメントしました。同時に、いくつかの技術面での問題を提起し、今後現地チームはそれに対応する予定です。

グループディスカッション
グループディスカッション

研修が無事終了し、ウランバートルへの道中で東工大チームはECDのメンバーにチンギスハンがハーンの称号を湖畔で授かったといわれているパワースポットのBlue LakeとBlack Mountainsへ連れて行っていただきました。夜は光り輝く星空の元、ゲルの中で宴をし、翌朝には、湖畔でそれぞれの成功や繁栄を願いました。

ゲル前Blue lakeへの訪問

モニタリングミッションを終えウランバートルに戻ると、18日に運営委員会会議が開かれました。会議では山口教授がデジタル教材の評価を含めたモニタリングミッションの報告を行い、Jadamba教授が今後の活動に向けて内容を集約しました。会議に参加したメンバーは、プロジェクトへのさらなるサポートに合意し、今後の課題と計画について話し合いました。

Steering committee meeting運営委員会の参加メンバー

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