井上毅郎と李聖孺がMultidisciplinary International Student Workshop 2015で発表しました

山口・高田研究室は2015年8月6日~7日に東工大大岡山キャンパスで行われた第七回Multidisciplinary International Student Workshop 2015に参加しました。修士課程二年の井上毅郎(Takero Inoue)と李聖孺(Shengru Li)が自身の研究成果を発表しました。

井上は自身の研究「オンライン研究データベースにおけるコンテンツ生成のモチベーション―知識共有のための持続的なプラットフォームに向けて―」についてポスター発表をしました。研究を通して、井上はユネスコバンコク事務所の参加型教育データベース「National Education Systems and Policies in Asia-Pacific (NESPAP)」の持続的な利用を促進しています。井上はこれまでのデータベースの開発、運用ワークフローの開発、ユーザーの利用意欲の分析について報告しました。質疑応答では、他データベースと比較したNESPAPの優位性や、国籍による利用形態の違いについて質問がありました。

李は自身の研究「モンゴルの初等教育におけるICTと子ども中心の指導法:ICTを活用する教員の特徴(要因)に関する分析」についてパワーポイントによる発表を行いました。李の研究は、近年子ども中心の指導法および教育と教員研修への情報通信技術(ICT)の導入を推進しているモンゴルの教育政策に沿ったものです。李の研究は、教員が子ども中心の指導にICTを使用することについてどのような要因が影響しているのかを明らかにするもので、特にモンゴルに焦点を当てています。発表では、初等教育の教員を対象にした研究で明らかになった三つの要因(1.教員としての能力、2.ICTの使用による利点、3.教員同士の協力)を紹介しました。

質疑応答では、データ収集のためにモンゴル内の5つの地域を選択した理由を尋ねられ、回答として、李はモンゴルの地理的・文化的特徴を挙げ、なぜ多様な母集団を得る必要があったのかを説明しました。また、学校の所在地(都市、地方)が主要な要因とならなかったことについて説明を求められ、データ分析結果に触れることで統計的な正当性を示しました。

最終日の晩餐会では、井上が最優秀発表賞を受賞しました。また、井上・李の両名は発表内容と大会への積極的な参加を評価され、アジア・オセアニア工学系トップ大学リーグ(The Asia-Oceania Top University League on Engineering, AOTULE)が2015年11月にシンガポール・南洋理工大学で行うワークショップに招待されました。

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