2019年8月Mai (M2) が地球環境共創コース(GEDES)の修士論文最終発表会に参加

2019年8月7日、Yiqiong Maiは“Study on Self-Regulated Learning Processes for Professional Development using ICT: A Case of Primary School Teachers in Mongolia”と題した修士論文の最終発表を行ないました。

同研究では、 (1)モンゴルにおける小学校教員の自己調整型学習(SRL)の過程を調査すること、 (2)教員としてのスキル開発に対話型教材が与える影響を明らかにすること、の2点を研究目的としました。また、具体的な研究課題として、次の3点を設定しました。(1)2017年のモンゴルにおいて、小学校教員の学習成果に影響を与えるSRL過程は何か?(2)2017年の教員研修で対話型教材を活用した教員と活用していない教員との間で、SRLの過程の違いはあるのか?(3)2016年と2017年の間で、 教員の学習成果に影響を与えるSRL過程にはどのような違いがあるのか?

これらの課題に対し、同研究では混合研究法を導入しました。まず、モンゴルのバヤンホンゴル県において量的調査を実施しました。論文では、まず定量分析結果に基づいて各研究課題に対する応答を述べ、それに対する解釈を深めるため、ディスカッションの章で質的調査結果について説明しています。

質疑応答では、教授陣から、比較研究で確認された変化が興味深いというコメントや、教員の学習に対する満足感に影響を与える要因に2016年と2017年で顕著な変化をもたらした理由は何なのか、という質問がなされました。これに対してMaiは、基礎教育カリキュラムの変更が教員の変化に影響を与えていると答えました。そして具体例として、カリキュラムは生徒が自信を持つことの重要性を強調しているため、間接的に教員自身の自信向上にも繋がった、と説明しました。また、2017年の調査と2016年の調査のサンプルサイズに関する、研究設計についての質問もありました。これに対しては、得られた回答者の数は同数ではなかったが、両調査ともモンゴル・バヤンホンゴル県の全小学校教員を対象として実施しており、2つの調査のサンプルサイズは同等であると考えられる旨を説明しました。

Mai_graduation
地球環境共創コース(GEDES)の教授・学生を前に修士論文最終発表を行うMai

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